2010/5

平成22年 第2回定例会における一般質問

北海道新幹線新駅開業に向けた都市建設・産業振興等について



2005年に着工された北海道新幹線も開業まであと5年を残すのみとなりました。今まではトンネル工事が主体で、開業の実感があまりわきませんでしたが、車両基地などの目につく工事がはじまり、また今年12月には東北新幹線の新青森駅も開業し、そろそろ身近に感じやすくなってきました。
しかし、一方では新駅周辺への企業進出の足音はいまだ聞こえず、市長自らトップセールスに動くとの意思表明は、それ自体が北斗市をとりまく状況の厳しさをも物語っていると感じます。
新幹線という事業は、地域にとって良くも悪くも巨大な変化であり、その変化に対応するための5年という時間は、実に短いものであろうと考えます。
現在、この問題については北斗市議会において、北海道新幹線建設促進及び地域振興等に関する調査特別委員会が設置されており、大変重要な役割を果たしておりますが、また違った視点を提供することができればと思い、以下の論点のもと質問をしたいと思います。

(1)新幹線開業にともなう都市建設・産業振興について
(ア)関東−道南間の交流人口増にともない発生が予想される新たなマーケットの調査と開拓
(イ)新駅と函館・大沼等近隣観光地とのアクセスならびに、広域の都市建設
(ウ)東北経済圏との交流促進

(2)並行在来線について
(ア)並行在来線についての現時点での見通し
(イ)並行在来線の沿線の都市建設計画についての考え方

 以上の点について、市長にお尋ねいたします。